元日から酷い風邪をひいた。
病院も開いてないし、幸いゆっくりできるし、こりゃ
自然治癒力で…。
結果、寝込み続けた(苦笑)。
今も強力な咳止め薬を服用しているせいで頭がボーッとするけど、いいかげん書いてしまわねば。
東方神起も華々しくカムバックを果たしたというのに、いまさら年末のライヴについて改めて振り返る。
現地、もしくは全国の映画館のライヴビューイングでご覧になった方も多いだろうから、内容は大幅に省略。
ライヴ参戦の経緯とあの空間で感じたことを中心に書きます。
個人的な情報多くてめんどくさいと思いますので(笑)、お時間があれば、で。
昨年1年間ずっと「東方神起10周年記念ライヴには行く!」と決めていた。
でも、カレンダーを見て分かっていた。
12月26日は平日→参戦不可。
それでも往生際を悪くさせた要因がカシオペアのファンミーティング(10月9日・22日・23日の日記参照)。
そこで即興で歌ってくれた「HUG」に感激し、絶対にセットリストに入るはずだから行かなければ!!と思ってしまった。
正直、落ち込んだ。
両日とも平日やん。
普通に考えたら無理。
でも、2日目の金曜日なら、番組終わりで直行したら、多少遅れてでも見られるかも…。
せっかく会員にもなったことだし、ダメ元でトライしよう。
それで取れなかったら、一般発売なんてまた瞬殺だろうし(前年のソウルコンは私はサイトにすら繋がらず、韓国のお友達が取ってくれた)、きっぱり諦めようと決めた。
昨年もけっこう韓国のライヴ参戦したし、すっかり韓国サイトにも慣れてきたみたい。
宿は現地に行ってからでも何とかなるので(最近このパターン)、とりあえず航空券を、と思ったら……ない!!
私の希望する時間帯…番組終わりで飛び出して間に合う出発時間、尚且つライヴに間に合う時間…と思うと本当に限られる。
それがキャンセル待ちすら出来ない状態。
ハワイなんかに行く時は「そんなの皆さん夏ぐらいから抑えてますよ」と毎度言われるもんだけど、ソウルでも?
と思ったら、どうやら仁川経由でハワイに行く人でいっぱいだったみたい…。
キャンセルも望み薄だし、ちょっと遅めの時間帯の航空券を抑えてみた。
それだってけっこうな値段するのに、遅刻は免れないなぁ…と再び落ち込む日々。
ちょうど別件でもうまくいかないことが重なって、テンションは限りなく低めに。
26日から余裕で参戦する予定のヲタク仲間さんにも「もう行けないかも(泣)」と弱音を吐いていた。
SMWEEKも始まってからというギリギリのタイミングで空席発見!
もちろん高いし、予め取っていたチケットのキャンセル料もかかるけど、迷っている時間はなかった。
席を確保してから冷静に考えると、そもそも会社から
関空への移動を考えると乗れるかどうか微妙だし、ソウルの空港に着いてから会場までの時間も微妙。
飛行機の遅延や、空港の入国審査場の混雑、雪などの悪天候による交通の乱れ…悪条件を考え出したらキリがなかったけど、行ってみるしかない!
てなわけで、当日、職場での仕事納めの挨拶もそこそこに関空へダッシュ。
社会人としてどうなのかと我ながら思ったけど、番組共演者およびスタッフの「(そういう理由なら)仕方ない」という寛大とも呆れているとも取れる対応に感謝。
そう、こればっかりはしゃーないんですよ(笑)。
飛行機もなんなら予定時刻より早めに到着し、空港から乗ったタクシーの運転手さんにも「とにかく時間がないので急いでください!!」と必死に訴え、半ば脅し(笑)、「わかってるわかってる」と笑われながら……奇跡的に間に合った!!
SMルーキーズのお披露目は見られなかったものの、ライヴ本編には滑り込みセーフ!
東方の神様、職場の皆さん、心配してくれた仲間、到着まで関わった全ての人に感謝感謝感謝!!
席について慌ててカシオペアファンミの時に買ったペンライトを点灯させた。
ステージ近っ!
ドームやスタジアムのこと考えたら、大半がプレミアム席みたいな感覚(笑)。
「MAXIMAM」「I Don't Know」とノリのいいナンバーで始まったことに加え、私の両サイドの韓国ペンちゃんが若くてすごいパワフルで(笑)、一緒になって声出してたら、あっという間に喉からっから。
一緒になって、と言っても、どうやっても私にはあの絶叫がマネできない。
初めて韓国でライヴ見た時なんて、ファンの叫び声に驚き怯え過ぎてステージに集中できなかったもんなぁ(笑)。
MCでSMルーキーズやEXOについて話す2人はすっかりお兄さん。
10年やもんなぁ。
もともと好きだった「My Little Princess」。
ストレートなかわいい歌詞を、すっかり大人になって余裕や優しさに溢れた2人が歌うと以前とはまた違う魅力があって、ジ〜〜〜ンときてしまった。
あ〜もうあかん(涙)。
正確に言うと、この曲が発表された当時なんて私はまだファンじゃなかったわけだから、思い入れがどうのというわけじゃないんだけど…やっぱいい曲。
ファンになりたての頃、最新といえば3集だったので、聴きまくったなぁ。
あのMVもかわいかったしね。
共演してたチビッ子たち、今はどうしてるんだろう?
10周年ということもあって過去の名曲もたくさん披露してくれたのに、パッと思い浮かぶ順位が上位に来るのがソロコーナー(笑)。
2人してあんなに笑わせてくれるなんて。
不自然な(笑)コート姿からのハイテンションサンタなユノ様。
お隣の韓国ペンちゃんもずっと「かわいい」を連呼してた。
本当に楽しそうに、またあっという間に楽しい雰囲気に周りを巻き込むのもうまいよなぁと改めて思った。
確かに、声質といいNORAZOピッタリ。
そのお姿、まるで
ケンタウロス!←私、一瞬だけ神話好きな期間がありました(笑)
整った顔立ちに長い手足、そのまま神話の挿絵にしても良さそうなビジュアル。
なのに、涙が出るほど笑えた。
雄叫びともいえる高音といい、あまりにも凛々しいのが逆におかしくて。
「センマ!センマ!」と絶叫してると異様な高揚感が(笑)。
曲が終わって暗転してからも客席は盛り上がりっぱなしで全員で「シム・
チャンミン!」の大合唱。
あんなのなかなかない。
そんな中、被り物のためユノ様のように階段を下りて退場することができず、後ろ足部分を引きずりながらメインステージに戻る
チャンミン様。
さっきまでの勇ましさとのギャップがなんか情けなくてかわい過ぎた(笑)。
そういえば去年インタビューをさせてもらった時に、チャンミン様は「ユノ様の太ももが本当に羨ましい」と話し、「馬のようだ」と例えてくれていた。
で、その憧れのお馬さんに(笑)。
今年が午年だからということもあったとは思うけど。
日本曲も3曲あったけど、お隣の韓国ペンちゃんたちも歌詞完璧に歌ってた。
まぁ私たちも韓国語の歌詞覚えたりするけど、なんかすごい、嬉しいと思った。
「ウィーアー!」「OCEAN」と盛り上がり、もちろん「Somebody To Love」も大暴れ。←私が(笑)
でも、最後のサビ前、いつも「大阪〜!」とか叫ぶところでユノ様が真上向いて「사랑해〜!(サランヘ〜)」と絶叫するもんだから、また涙が…(笑)。
感動と興奮とですっかり涙腺緩くなってたみたい。
なんとぉ!
チャンミン様が私がいるブロック横の階段から現れたぁ!!
しかも大好物の(笑)学ラン風制服姿!!
階段を下りると、スタンド最前列部分でしばらく歌って、間奏部分のダンスまで!
至近距離だったし、腰抜けるかと思った(笑)。
チケット取る時、第1希望は別のブロックだったけど、こっちで大正解。
ファンミ以来、想像してた歌声に聴き入る雰囲気とはまるで違ったけど、あんなに嬉しいサ
プライズはない。
あ、サプライズといえば、客席全員で掲げたスローガンがこちら。
一緒に写ってるのが例のペンライト。
でも、こういうのは前回のソウルコンでもやったし、それ以外には特別なことはなかった。
MC部分こそ10周年に触れたりもしてたけど、懐かしい曲も入ったセットリストだったけど、特別な演出というのはなかった。
舞台セットもそう。
掲げられている文言も、あくまでSMWEEK。
10周年なのに、ましてや事務所に最も貢献しているグループであろうに、日程の組み方からして配慮がなさ過ぎるんじゃないかと公演前から
カシオペアを中心に声を上げる人たちも多数いた。
日本曲をやる前に流れた日本公演の映像は、改めて壮大なスケールだった。
もちろんお金をかけて派手にすればいいってもんではないだろうし、今や小さい会場で間近で彼らを見られる機会はファンとしては嬉しいのも本音。
でも私が彼らなら、ちょっと思うところはあるよな、とも……。
なのに彼らはライヴの最後にスタッフにも感謝の気持ちを語り、拍手を送った。
そうするグループは少なくないし、彼らもいつもそうしている。
でも、そんな形式的な感じでは決してなかった。←主観ですが
用意された舞台の大小に関係なく、いつもベストを尽くす。
そして謙虚な姿勢と感謝を忘れない。
私が彼らなら、なんておこがましく想像してみたけれど↑、こんな了見の狭い人間は到底彼らの考えには及ばないな。
こんなことを書いてはみたけれど、実際にはとんでもなく楽しくて幸せな時間だったしね。
そんなことを思いながら、最後のMCで深々とお辞儀をするユノ様を見て、チャンミン様の「사랑합니다」という言葉を聞いて、2人で抱き合う姿を見て、もうウルウルが止まらなかった。
今回、彼らを見ながら思ったのは、なんてかっこいいんだ、ってこと。
知ってるわ!と誰もがつっこむことだろう。
ブログやエッセイでただでさえ貧困な
ボキャブラリーを出し尽くしたせいもあるのかしら(苦笑)。
自分でも不思議なくらい、こんな当たり前でシンプルな表現が浮かんだのだ。
信じられないぐらい美しいビジュアル、他を圧倒する唯一無二のパフォーマンス、振り切ったソロコーナー(笑)、温かく芯の強い言葉、何もかもがかっこよかった。
夢のような時間の最後に聞いたのは、ユノ様の優しい「사랑한다」という言葉だった。