乙女座さんの妄想劇場

杉本なつみブログ

CNBLUE Arena Tour 2012~COME ON!!!~ 2012.10.10

報告が大変遅くなりましたが、CNBLUEの大阪公演初日のレポートです。
短めに、と思いながらもついつい長くなり自分でもうんざりしてきたので(笑)、セットリストは省略します。
とはいえライヴ構成や演出面についても書いてますので、特にさいたま公演にいらっしゃる方は自己責任で読んでくださいね。



登場時、正直、一瞬ベース誰?って思ったぐらい、ジョンシンさんの雰囲気が変わっていた。
そう、長い髪をバッサリ切っていたのだ!
この件はライヴの間中、何度か触れられることになる。


オープニング曲は「Come on」。
5曲目「직감」まで終わったところで、ヨンファさんが「次の曲、知ってますか?」
客席ザワザワ。
「知らないでしょ?」そりゃそうだ(笑)。
「右から、Say!」と言われても何を?と客席ポカーン。
でも彼が”Love Love Love”と言った途端、キャーッ!!
続いて左には”Clap Clap Clap"を言わせる。
更にはボイパみたいなことや奇声をマネしろということだったが、会場付いて行けず(笑)。
ヨンファさん、テンション高いなぁ。

ということで「LOVE」がスタート。
サビはヨンファさんの「Everybody!」「右!」「左!」という指示で掛け声。
私はちょうど真ん中あたりだったので、とりあえず全部言っといた(笑)。

曲終わりでヨンファさんがジョンシンさんに「かっこいいですねぇ。」
ジョンシンさん「昨日、切りました。皆さんのために。」だって。
いやいや、ドラマのためでしょう(笑)。


「feeling」ではヨンファさん鍵盤弾き語り!
1コーラスは鍵盤と彼の声のみ。
彼だけにピンスポットが当たり、まるで囁きか呟きを聞いているような歌い方。
客席も物音一つ立てない。
言葉の一つ一つが心に染みた。
鍵盤を叩きながら歌う姿もセクシーなヨンファさん。
だからよけいにTシャツに大きく描かれたキャラがアンバランスに見えた(笑)。←時計じかけのオレンジだったけど


今ツアーの前にイギリスでの単独公演を経験した彼ら。
本場で「ロックを充電してきました」と男前なジョンヒョンさん。
そういえば、この日はジョンヒョンさんコールが一段と多かったなぁ。


「Wake up」イントロ部分でフロント3人はステージ両サイドや花道へと動き回る。
ジョンシンさんがセンターステージにやって来たので、よりハッキリと姿を見ることができた。
短髪にしたことですごく若返って(マンネだけど・笑)、まるで学生バンドのメンバーみたい。
ずーっとニコニコしてたし、ある意味マンネらしい雰囲気になったかも。
それにしても、相変わらず足、細いなぁ!
私のふくらはぎぐらいで止まっちゃいそうなスリムなパンツだ。
ところで、こういう時、当然ながらドラムのミニョクさんは移動できない。
駆け回りファンの歓声を浴びる3人を後方から見守っている。
もし彼が動けたら、どんな感じなんだろう。
と思っていたら…。

ステージ上が暗転し、「Blue Sky」の演奏が始まる。
と、暗闇からヨンファンさんがマイクを手に歌いながら出てきた。
いや、ボーカルやから当たり前やん、なんだけど、ほとんどの曲でギターを抱えているから、しかもスタンドもなしだとなぜか違和感があるんだよなぁ。
歌いながら花道を進んで来ると、続いてジョンヒョンさんも同じように(ハンドマイクで)登場。
あれ?ギターは?
更に同じくジョンシンさん。
そしてミニョクさんまで!
さっき考えていたことが現実になったぁ!
なんと4人がセンターステージに集合。
私は彼らを敢えてアイドルバンドと呼ぶつもりはないが、長身イケメンたちが並んで歌う姿はまさにアイドル。
ただしリハーサル中の(笑)。
だって全員が普段着っぽい(そして多分そうなんじゃないかな)Tシャツ姿なんだもの。
でも、決して悪口じゃありませんよ。
だからといってバンドが衣裳にこだわるのが良いとか悪いとかではなく、彼らが見せたいのはそこじゃないんだというのがわかって好感が持てる。
ライヴによっては髪がちょっとボサボサのままだったメンバーもいるしね。
その飾らないスタイルが彼ららしくて素敵だと思う。
ステージによってビシッとキメて出てきた時は、それはそれで美しさが際立ってかっこいいし。

さて、今ツアーでは即興で曲を作っているそうだが、やはりテーマは「今日は特別に、ジョンシンの髪で」とヨンファさん(笑)。
ジョンヒョンさんのギターに合わせて歌い始めた。
内容は、昨日ジョンシンの写真(カカオトークで送られてきたそうだ)を見てビックリした、というもの。
それをセクシーなエエ声で歌うのだ(笑)。
サビは♪ジョンシンの髪、ジョンシンの髪、か~わ~いい♪の繰り返し。
ジョンシンさんに囁くようにも歌ったりするもんだから、照れるジョンシンさん。
何か言おうとするも、マイクを持つ手をヨンファさんに押さえられてしまう。
Sっ気あるヨンファさんもいいなぁ(笑)。
しかし突然「僕と髪が似ている!!」とシャウト!
ミニョクさんも写真を見て「ヨンファ兄さん?」と思ったそうだ。
そして歌が終わると「正直、前よりかっこよくない」「ショックだった」だったという3人。ひどい(笑)。
確かに前のロン毛が美し過ぎたし、MC中に髪を結び直す仕草とか、たまらなかったけどなぁ(笑)。
「でもチャレンジしました。」というジョンシンさんには会場から大きな拍手。
ドラマも引き続き頑張ってください。


ジョンシンさんの前にはミニョクさん、ジョンヒョンさんがドラマ出演と多忙なメンバー。
「でも、これからも音楽を一生懸命やるので、皆さん、一緒に行きましょう!」とヨンファさん。
この直向さ、真面目さがいいんだよなぁ。


終盤の「Where you are」、「One Time」は異様な盛り上がり。
個人的に「One Time」はこれまで以上に心にグッと迫ってきた。

そして「Time is over」。
なるほど、これが本編最後の曲。
ステージの背景には赤いタイムコードが大きく映し出され、演奏するにしたがって数字が減っていく。
このカウントダウンの演出がシンプルながら、めちゃめちゃかっこよかった。
時限爆弾…というのとはちょっと違うか。
あと1分、あと30秒でこの数字がゼロになったら、彼らが消えてしまう(アンコールがあるのはわかってるとしても)ような切なさと緊張感。
とても大切な数字を背負ったヨンファさんの声もまた、そんな思いを表しているかのように強い。
そしてタイトル通りになると、いつものようにサッと舞台を後にするメンバー。
このあたりもバンドらしくていいよね。


アンコールになると、"BREAK TIME IS OVER"の文字が現れ、今度はタイムコードがどんどん進んでいく。

「In My Head」に、聴くと幸せな気持ちになる「Love Girl」と続く。
「Love Revolution」ではジョンシンさんの歌い方が今までより表現豊かになっていた。
イメージチェンジのせい?(笑)

そして「今日の本当の最後の曲です」と言って始まったのが…「kimio」。この曲で、ジョンヒョンさんが歌う曲で終わるなんて意外だった。
一旦演奏が止み、「今日は皆さんが歌ってください」とファンの大合唱を聞いたジョンヒョンさん、満足そうに「あ〜かっこいい!」とめっちゃいい表情。
後奏で激しくドラムを叩きながらも表情はとても楽しそうだったミニョクさんも印象的だった。


演奏を終えると楽器を置いて、4人揃ってステージを端から端まで回り丁寧に挨拶。
そして次々にステージを降りていくメンバー。
4人目のジョンヒョンさんがステージを後にした時、タイムコードの表示は26分34秒だった。